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シェムリアップ在住20年!その目からみたカンボジアの現在・過去・未来とは?【狐塚芳明】(6/7)

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狐塚芳明氏アップ画像画像
今回のインタビューは、カンボジア・シェムリアップで「旅行代理店」「マッサージ店」「レストラン&バー」と全く業種の違う3つのビジネスを展開する狐塚芳明さん
シェムリアップ在住歴はなんと約20年!シェムリアップでビジネスを始めた日本人のパイオニア的存在。

約20年もシェムリアップで生き抜いてきた狐塚氏から見たカンボジアの現在・過去・未来とは?なぜカンボジアに住みついたのか?カンボジアでビジネスをする上で注意すべきポイントとは?

山あり谷ありの狐塚さんの気になるストーリー、そして狐塚さんの今後の野望とは・・・

今回の狐塚氏の対談インタビューラインナップ!
本記事は、全7本のインタビューの最初の6本目となります。


1本目 カンボジアの観光業はどうなるの?これからおさえるべきポイントとは?
2本目 カンボジアでのマッサージビジネス、勝つ抜くためのノウハウとは?
3本目 カンボジアでの飲食ビジネス、その難しさとは?
4本目 カンボジアでうまくいく人いかない人の違いとは?
5本目 波乱万丈ストーリー!心に秘めた若き日の悔しい想いとは?
6本目 海外で成功するために本当に必要なスキルとは?
7本目 今後の展開・ビジョンは?本当にやりたい大事なこととは?
8本目 狐塚芳明さんからあなたへのメッセージ


狐塚芳明(こづか よしあき)氏
旅行代理店「FSUN TOURIST(エフサン ツーリスト」、マッサージ店「Relaxation Massage Chai Angkor(チャイ・アンコール)」、レストラン&バー「YOKOHAMA(横浜)」オーナー。
学生時代の世界一周旅行で立ち寄ったことがきっかけでカンボジアにはまりこむ。
シェムリアップ日本人会の会長も長期にわたって歴任。
シェムリアップの頼れる兄貴として、在住者のよき相談者として慕われる存在。

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狐塚さんって何をやっているの?

中西賢一(以下、中西):今もう経営者として、いろんなビジネスを展開してますけど、どの辺から経営者として、何かこう展開するとか、自覚がでてきたのかって?

狐塚芳明(以下、狐塚):そうですね。この国そのものの、社会の動きと連動してるんですけど、最初の10年というのは、なかなかそういう経営というところで、思うように回らなかった。経済そのものが回ってなかったっていうこともあって・・・
狐塚芳明氏と中西賢一対談画像
中西:この国自体が?

狐塚:この国自体が。後半の10年っていうのが、ほんとにようやくこうお金が回ってきたし、人も動くようになった。

中西:この10年というのは、2015年だから、2000年を越えた辺りぐらいから変わってきたっていう実感がある感じですか?

狐塚:そうですね。具体的にやっぱり2005~2006年ぐらい。観光客っていう意味でもすごく増えた時期でしたし、うん、打てば響くっていうような時代がそのぐらいから来て、そうするともう順調にいわゆる経営者っていうか、経営してて楽しいと。
狐塚芳明氏と中西賢一対談画像
中西:それは、東南アジア全体が今すごい盛り上がってるじゃないですか? その流れと連動してるんですか? それともカンボジアだけが結構動きとしてはあったっていう感じですか?

狐塚:そうですね。周りのアジアのこの辺の経済圏、タイとかシンガポールとかの動きとはあまり連動してこなかったんですよ。カンボジアって。

中西:ここはちょっと観光業っていうところで、特化しているところがありますからね。

狐塚:完全に取り残されてきた。それにようやく波に乗ってこれたのって、ここ過去5年ぐらいじゃないかと僕は思ってるんです。

中西:相当最近でしたね、それ。

狐塚:相当最近の話です。だから、10年前からようやくよくなったって、今言いましたけど、それは国内の話であって・・・

中西:ええ、プノンペンだったりとか。

狐塚:僕の業界の話であって、全体としてグヮーってダイナミックに動いたのってほんと最近ですよ。

中西:そんな最近なんですかねえ。

狐塚:あんまり、だから、10年前にこんなふうになるなんて予想もできなかったですよね。

中西:結構それが今は結構右肩上がりでグイグイ来てるっていう実感はあるわけですよね?

狐塚:すごいスピードですね。

中西:確かに僕もプノンペンに行ったりとか、こっちに来てて、なんか物価の上がり方だとか見てると、それはすごい感じるわけですけれどね(笑)。逆にそういう急激な動きって、ちょっと怖くないですか?
狐塚芳明氏と中西賢一対談画像
狐塚:怖い・・・そうですね。何が怖いかって言うと、カンボジア人、ローカルな人たちが変化してくのが怖いですよね。特に例えば経済格差が、すごく広がり始めてると思うんですよ。そうすると、富が集中し始めると思うんですけど、それはいいとして、決定的に貧しい人が、都市部に流れてくる現象とかも当然ありますし、ゆがんだ発展の仕方をし始めるんじゃないかなあっていう心配はありますね。

中西:結構それって経済が発展すると、必ず起きがちなことですよね。

狐塚:そうそう。僕が最初に来てすごく印象深かった「素晴らしい笑顔の人々」っていう気持ちが、最近は少し見かたも変わるというか、当然地方からいろんな人が来て、ちょっと治安が悪い所も増えてきましたし、そういう意味ではちょっと心配はありますけどね。

中西:けど、そういうのも含めてカンボジア全体が変わってくってということですから、受け入れていくっていう感じですよね。

狐塚:そういうことだとは思いますけどね。

中西:僕はちょっとすごい不思議だなあって感じてたのが、意外にカンボジアに関わる方って、ボランティアの方が多いと思うんですけども、狐塚さんはあんまりボランティアとかっていうのは全くないですよねえ。

狐塚:あんまり・・・まあ、そうですね。

中西:昔から関わっている人ってビジネスよりそっちの人のほうのほうが多いようなイメージがあるんですけど?

狐塚:多いですけどね。僕はあんまりそういう視点とか、考え方で取り組んだことは、あまりないですね。興味がないわけではないんですけど、自分の仕事をどれだけっていうほうが興味があったほうで。

海外で成功するために本当に必要なスキルとは?

中西:狐塚さん、ビジネスマンとして、ここシェムリアップに20年いて、とにかくいろんな人が来るじゃないですか。観光客以外で、ビジネスをしたいとか、リサーチに来る人だったりだとか、立ち上げたりする方もいっぱい、狐塚さんという人に取りあえず情報源として頼って来る人が多いと思うんですけど、今後ここに来て展開したいっていう人に関して、「こういうところを気をつけたほうがいいよ」とか、「こういうところをポイントとして、来るんだったら、ここを押さえておいたほうがいいよ」とかってのは何かあります? 雇用の面でね。さっきの話でしたけど・・・

狐塚:そうですね。「コミュニケーション能力」って必要だなあって思います。それは現地のスタッフともそうでしょうし、あと、やっぱり現地に既に例えば事業をやっている方と、どうやってお話をしていくかとか、そういうコミュニケーション能力がないと、結構行き詰ることがあると思うんですよ。それは持っていたほうがやりやすいでしょうね。「英語」とかっていう意味ではなくて、「言語」っていう意味ではなくて、その人といかに信用を取れるかとか、仲よくなれるかとか、そこが非常に重要だと思いますよね。
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中西:それはやっぱり日本人の人たちで、こっちでビジネスをやっている人たちがいて、その人たちともしかしたら競合するかもしれないですし、協力してもらえるかもしれないわけですしねえ。

狐塚:そうですよね。

中西:その辺、自分だけよければいいとかっていう、ドライな感じだとなかなかうまくいかないですよねえ。

狐塚:なかなかやっぱり何て言うのか、狭い社会なんですよね。日本人社会っていうのが。そういう中である程度、仲よくというか、付き合いとかもあるでしょうから、日本人だけじゃなくて、いろんな外国人がいますからね。そういう人たちに救われることが多いので、自分ひとりでやれるとは思ってはいないので、私は。そうするとやっぱり、コミュニケーションして、人に助けられ、人を助けっていうお互いのキャッチボールというか、ないと自分だけってなっちゃうと、最後なかなかうまくいかないんじゃないですか。
狐塚芳明氏と中西賢一対談画像
中西:なかなかこうね、スキルだけ、日本でね、うまくやってて、それをただ持ち込めばいいっていう感じもあるかもしれないですけどね。それだけじゃなくてね。

狐塚:そう、そう。もちろん1人で完結する仕事もあると思うんですよ。それはそれでいいと思うんですけど、どうしても僕がやってる業種は、1人で完結しないもんだから、人ばっかり増えちゃうんですよ。そうすると、そのコミュニケーション能力がないと、やっぱりやっていけないんですよね。

中西:この「ヨコハマ」だってね。狐塚さんの知り合いの常連客がいっぱい来て、これがドライでやったら全然お客さん来なくなっちゃいますよね。

狐塚:来なくなっちゃいます。そうなんですよね。羨ましいなって思うのは、1人で完結する仕事が、もしあるんだったら、いや、羨ましいな。逆にそれやってみたいなって見たいなって思いますよね。

中西:やっぱり紹介とか、そういうのが多いですからね、やっぱりね。

狐塚:そう、そう。

つづきます ⇒ (7本目 今後の展開・ビジョンは?本当にやりたい大事なこととは?

■ インタビュー・撮影・編集
【海外どうでしょう】管理人:中西 賢一
■ インタビュー日:2015.02.18
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