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カンボジアメイド・ハンディクラフトの土産・雑貨にこだわる!【中川ユキコ】(3/6)

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中川ゆきこ氏アップ画像
今回のインタビューは、カンボジア・シェムリアップでカンボジアメイド、ハンディクラフトにこだわったお土産物や雑貨などを扱うセレクトショップを経営する中川ゆきこさん。彼女がオーナーの「very berry(ベリーベリー)」は、センスの良いお土産や雑貨を探している欧米人や在住日本人に大人気!

そんな人気セレクトショップオーナーの中川さん。順調に思えるお店も、ここまで来るまでかなりの紆余曲折があったようです。大量にオーダーした商品が全く商品として出せないものだったり・・・。しかし持ち前のガッツと行き当たりばったりの精神で常に前向きに進み続けている中川氏。

彼女がなぜカンボジアでお土産を扱おうと思ったのか?なぜカンボジアメイドにこだわるのか?どんな想いで商品をデザインしているのか・・・OLだった彼女が、なぜ脱サラし、何を思い、どうやってカンボジアでセレクトショップをオープンするにいたったのか。

さあ、ここまでどんなストーリーがあったのでしょうか?そして、中川さんの今後の野望とは・・・

中川ゆきこ氏
カンボジア・シェムリアップで人気のお土産・雑貨のセレクトショップ「very berry(ベリーベリー)」のオーナー兼デザイナー。
2005年からカンボジア・シェムリアップに移住、2009年にセレクトショップ「very berry」を立ち上げ、2012年に店舗スタイルで本格的に販売をスタート。
中川氏自らが商品をデザインし、作り手と直接交渉して商品化、徹底的にカンボジアメイド、ハンディクラフトにこだわる。
カンボジア地方独特の知られざるご当地土産や雑貨、特産品を見つけだし、そのいいところを残しつつセンスあふれる商品に生まれ変わらせる。
そういったコンセプトで作られたおしゃれで実用的な商品達は、欧米人をはじめとする観光客に人気となっている。

今回の中川さんとの対談インタビューラインナップ!
本記事は、全6本の対談インタビューの3本目となります。


1本目 行き当たりばったり?!カンボジアにいけば何とかなるさ!
2本目 カンボジア人と大ゲンカ!失敗から学んだ大切なこととは?
3本目 お土産屋さんってどんな人が来て、何が売れているの?
4本目 カンボジアで雑貨屋を成功させるポイントとは?
5本目 カンボジアビジネスで生き残っている人に共通するたった一つのスキルとは?
6本目 全然違う?驚異のカンボジアシルクを使った今度の展開とは?
7本目 中川ゆきこさんからあなたへのメッセージ


生の声、現地のライブ感が伝わる【動画版】はコチラ!

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ベリーベリーさんの商品って?

中西賢一(以下、中西):今そうやってカンボジアの方たちと一緒にお土産を作るっていうのは、何アイテムぐらいがあるんですか?

中川ユキコ(以下、中川):何アイテムですか?

中西:ベリーベリーさんオリジナルのなんかそういうアイテムっていうのは?

中川:ザックリ言うと、ザックリだと(オリジナルアイテムは)30から40ぐらいの間だと思います。
中川ゆきこ氏と中西賢一対談画像
中西:多いですね。結構。それはバッグ、アクセサリー、それがメイン?

中川:バッグ、アクセサリー、服・・・

中西:服?

中川:ですかねえ。

中西:ハンドメイドのものを作っているということは、まあさっき聞いたみたく、違うものが結構できてきちゃうと言ったけれども、(カンボジアの人は)比較的器用っていうことでいいんですかね? 彼らは手先が器用だと思って・・・

中川:うん、そうですね。はい(笑)。

中西:こっちは、縫製工場とかよくあるじゃないですか?

中川:ええ。

中西:海外のブランド物をやっているだとか、そう考えると手先が器用なのかなって単純に思っちゃうんですけどもね。手先がちゃんとしているけど、ちゃんとしたものは作ってくれない。言えばちゃんとしてものを作ってくれると。

中川:はい。

中西:けど、ほんとはそこはすごいガッツですよね!セレクトショップというか、お土産屋さんをやろうといったら、やっぱりほかの所で売れてるようなものを自分の店に並べるというようなところで終わりがちじゃないですか?
中川ゆきこ氏と中西賢一対談画像
中川:はい、はい。

中西:自分で作っちゃおうって相当なこだわりですよね

中川:そうですねー。

中西:僕もベリーベリーさんのお店でいろいろ見せてもらったんですけれども、すごいセンスがいい商品が並んでますよね。中川さんのこだわりの商品がすごい並んでるなって思ったんですけど、昔からそういうデザインとか小物とか雑貨とかっていうのが結構好きだったんですか?

中川:はいっ、大好きでした!観光業の仕事に就いてたんですけど、趣味で自分の家のテーブルを作ったりとか・・・
中川ゆきこ氏と中西賢一対談画像
中西:テーブル作っちゃうんですか?

中川:棚作ったりとか、ミシンで何か作ってみたりとか、そういう趣味の範囲では、はい。

中西:じゃあ、もう、結構自分の中で、こういうものが自分は好きで、するんだったらこういうものだって結構イメージできてたんですね、それはね?

中川:そうですね。はい。

ベリーベリーさんに来るお客さんってどんな人?

中西:すごい、世界観の出てるお店ですものね。なんかねえ、ベリーベリーさんってねえ。そういうことなんですね。いろいろまだ聞いていきたいんですけれども、ベリーベリーさんって、今、アンコールワットの観光に来るお客さんが、一番集まるようないい場所にあるんですよね。いい立地の場所にあるんですけど、日本人のお客さんが一番多いんですか?
中川ゆきこ氏と中西賢一対談画像
中川:欧米の方ですね

中西:欧米の方が?

中川:はい。

中西:欧米の方と日本人の方ってどれぐらいの割合で?

中川:欧米の方が6割

中西:欧米の方が6割。

中川:で、日本人の方が2割、中国系の方が2割
中川ゆきこ氏と中西賢一対談画像
中西:じゃあ、ほんとに欧米人の人が多いんですね。

中川:はい。

ベリーベリーさんの今売れている人気のアイテムは?

中西:欧米人の人に人気のアイテムって何なんですか? どういうものを買ってくんですか?
中川ゆきこ氏と中西賢一対談画像
中川:欧米の方は、ココナッツオイル

中西:ココナッツオイル。

中川:を使った、オイルとかスキンケア商品ですとか、あとは自然の種を使ったアクセサリーとかが、多いですね。

*こちらがそのココナッツオイルを使った商品
中川ゆきこ氏と中西賢一対談画像
*こちらが自然の種を使ったアクセサリー
中川ゆきこ氏と中西賢一対談画像
中西:ココナッツオイルの商品というのは、今日本ではブームですよね。

中川:はい。

中西:オイルを使ったなにか化粧品みたいなこととかいうことですか?

中川:いえ、化粧品ではないですけど・・・

中西:オイル自体?

中川:あとはなんかデオドラントとか、ハンドクリームとか、オイルベースの・・・

中西:商品?

中川:はい。

中西:じゃあ、もうこれは世界的にブームなんですね。

中川:はい、そうです。

中西:で、木の実を使ったアクセサリー。木の実ってのは珍しいですよね。

中川:そうですね。でも、アジア・・・では、かなり珍しい。

中西:すごい鮮やかな色ですよね。赤だったり白かったりね。すごい発色がいいですね。これはお土産にいいですよね。今スタッフさんって、どれぐらいいるんですか?

中川:お店で働いている毎月ちゃんとしたお給料を払っている人は1人で、あと商品をオーダーするつくり手は、カンボジア全土でいるんですけど・・・そうだなあ・・・多分50人強はいると思いますね
中川ゆきこ氏と中西賢一対談画像
中西:すごいですね!

中川:ハハハ・・・そうですね。だから、私がオーダーしてかないとインカムが発生しないので・・・

中西:やっていかないといけないっていう感じですね。

中川:はい。

中西:うーん。でも、順調に売れているわけですもんね。

中川:そうですね。なんとかやっとって感じですね。

つづきます ⇒ (4本目 カンボジアで雑貨屋を成功させるポイントとは?

■ インタビュー・撮影・編集
【海外どうでしょう】管理人:中西 賢一
■ インタビュー日:2015.02.09
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