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なぜそこまでこだわるのか?究極の石鹸作りに挑むアーチスト【ポニィ緒方】(5/7)

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緒方陽一(ポニィ緒方)氏アップ画像
今回のインタビューは、カンボジアの大自然の恵みをたっぷり受けた素材を厳選、日本古来の製法「釜炊き塩析法」で手間ひまかけて作る石鹸『クメール・ラビット』ブランドを展開する「Rabbit Radiance Co.,Ltd.」最高責任者ポニィ緒方さん。彼がこだわりぬいて作った究極の石鹸は、感度の高いセレブや女性に大人気!

カンボジアという土地で、最高の素材を求め、手間のかかる日本の伝統的な製造法にこだわる。できあがるまでに3ケ月かかるという妥協のないモノ作り精神で「究極の石鹸」に挑むポニィ氏。

彼がなぜカンボジアという地を選んだのか、なぜここまでこだわって作っているのか、幻の素材「ワイルドハニー(野生のハチミツ)」とは。そして、一般的に使われている石鹸と「クメール・ラビット」の違い、石鹸のこと、美容のことなど幅広く語っていただきました!

ポニィ緒方(緒方陽一)氏
カンボジア・プノンペンで『クメール・ラビット』ブランドの石鹸を展開する「Rabbit Radiance(ラビット・ラディエンス)」の最高経営者。
そして、独自の世界観の作品を生み出し、世界や日本で個展を開くアーチストでもある。
妥協を許さないモノ作りは、まさに職人でありアーチスト。
「海外で冠たるプロダクトをカンボジアから送り出す」という理念のもと、日々究極の石鹸作りに向き合っている。

今回のポニィ緒方さんとの対談インタビューラインナップ!
本記事は、全7本の対談インタビューの最初の5本目となります。


1本目 これが本当の石鹸?日本古来の製法で作る超こだわり石鹸とは?
2本目 超希少!野生のハチミツ『ジャングルハニー』使用の光り輝く石鹸とは?
3本目 教えて!『クメールラビット』石鹸の商品別ポイント!
4本目 カンボジアビジネスはどうスタートする?注意すべきポイントは?
5本目 日本の若者に欠けていてカンボジアの若者が持っている大切なものとは?
6本目 知らないと怖い?『無添加石鹸』の本当の意味とは?
7本目 今後の展開・ビジョンは?本当にやりたい大事なこととは?
特別動画 ポニィ緒方さんからあなたへのメッセージ


生の声、現地のライブ感が伝わる【動画版】はコチラ!

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カンボジアで活動するきっかけは?

ポニイさんはカンボジアで今事業をされていますけれども、今までアーティストとしての活動もビジネスとしての活動としてカンボジア以外でいろんな世界の各国をこう周られて、いろんなそういう国の方たちと仕事をしてきたり、活動されてきた中で、カンボジアという国に今本当に、地に足を据えて4年間やってきて、これからも一緒にやっていこうと思っている、その決めたきっかけ、やっぱりカンボジアっていいなあって決定的な何かってあったわけですよね?
ポニィ緒方氏と中西賢一対談画像
ポニイ:そうですねえ、僕基本的に、アンコールワットがすごく好きで、100回くらい行きましたからね。すんでいるときに。やっぱり細かいんですよね。作り込みが。日本の美術品、ヨーロッパのものとか、とても緻密でね、素晴らしいものがあるんですけど、この暑い国でね、すごい忍耐だなと、3世代、4世代に渡って作ってらっしゃる。遺跡を見たときに、こういうものを作る国民ってどういうものなのかなって。実際僕、女性の自立支援、アートコンペの審査員をさせていただいているんですけれども、
ポニィ緒方氏と中西賢一対談画像
中西:これはカンボジアの女性の支援という、若い女性の支援ということですよね?

ポニイ:はい、これはちょっとテーマがあって、それに対して絵を描いて、皆さんが応募して、そこから面白い才能を発揮するというね。僕も絵描きとして、やってきたので、やっぱり見させていただいたときに、ああ、本当にこれはなかなかいないような、見たことないような造形、色、形というのがあって

中西:日本人の発想では絶対に生み出されないようなものが集まってくるんですね

ポニイ:そうですね、ちょっとこうテーマに沿った作品というのをディスカッションする時間とかあるのですけど、まあいろんな人が応募しているんですけれども、賞金目当ての人もいれば、留学したいからとかあると思うんですけど、8時間もね、ずーっと手が止まらないで、紙に顔つけて書いている人もいるんですよ。好きで仕方がないみたいな。そういうパッションがあるとかね。
ポニィ緒方氏と中西賢一対談画像
中西:プロのポニイさんからしてみるとね、そういう人たちって興味をかきたてられるというか、少しでも育つ、巣立っていくお手伝いをしたいという気持ちになりますよね。

日本の今の若い人に一番欠けているものは?

ポニイ:そうですね、そこまで熱意をもって夢に挑める無鉄砲に、日本の今の若い人に、一番欠落している部分というか、無謀なことはしなくなってしまっているというか。
ポニィ緒方氏と中西賢一対談画像
中西:安定志向という感じってことですかねえ

ポニイ:僕らが今いるシチュエーションというのは、僕ら屋台始めたときから言っているんですけど、海外で冠たるプロダクトをカンボジアから送り出すと言い切ってやってきたんですけど、みんな笑いましたよね、やっぱり。屋台でやっていてね、簡単なもんじゃないよ、石けん1個売ったって売れないよそんなものって・・・
ポニィ緒方氏と中西賢一対談画像
中西:確かにさっきの話を聞いていると、1個完成するまで3か月かかりますと、売値がそんな高い値段ではないし、ばらつきがあったりするから、効率とか考えると、必ず選ぶものではないですよね。

ポニイ:そうですね、

つづきます ⇒ (6本目 知らないと怖い?『無添加石鹸』の本当の意味とは?

■ インタビュー・撮影・編集
【海外どうでしょう】管理人:中西 賢一
■ インタビュー日:2015.02.02
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