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なぜそこまでこだわるのか?究極の石鹸作りに挑むアーチスト【ポニィ緒方】(6/7)

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緒方陽一(ポニィ緒方)氏アップ画像
今回のインタビューは、カンボジアの大自然の恵みをたっぷり受けた素材を厳選、日本古来の製法「釜炊き塩析法」で手間ひまかけて作る石鹸『クメール・ラビット』ブランドを展開する「Rabbit Radiance Co.,Ltd.」最高責任者ポニィ緒方さん。彼がこだわりぬいて作った究極の石鹸は、感度の高いセレブや女性に大人気!

カンボジアという土地で、最高の素材を求め、手間のかかる日本の伝統的な製造法にこだわる。できあがるまでに3ケ月かかるという妥協のないモノ作り精神で「究極の石鹸」に挑むポニィ氏。

彼がなぜカンボジアという地を選んだのか、なぜここまでこだわって作っているのか、幻の素材「ワイルドハニー(野生のハチミツ)」とは。そして、一般的に使われている石鹸と「クメール・ラビット」の違い、石鹸のこと、美容のことなど幅広く語っていただきました!

ポニィ緒方(緒方陽一)氏
カンボジア・プノンペンで『クメール・ラビット』ブランドの石鹸を展開する「Rabbit Radiance(ラビット・ラディエンス)」の最高経営者。
そして、独自の世界観の作品を生み出し、世界や日本で個展を開くアーチストでもある。
妥協を許さないモノ作りは、まさに職人でありアーチスト。
「海外で冠たるプロダクトをカンボジアから送り出す」という理念のもと、日々究極の石鹸作りに向き合っている。

今回のポニィ緒方さんとの対談インタビューラインナップ!
本記事は、全7本の対談インタビューの最初の6本目となります。


1本目 これが本当の石鹸?日本古来の製法で作る超こだわり石鹸とは?
2本目 超希少!野生のハチミツ『ジャングルハニー』使用の光り輝く石鹸とは?
3本目 教えて!『クメールラビット』石鹸の商品別ポイント!
4本目 カンボジアビジネスはどうスタートする?注意すべきポイントは?
5本目 日本の若者に欠けていてカンボジアの若者が持っている大切なものとは?
6本目 知らないと怖い?『無添加石鹸』の本当の意味とは?
7本目 今後の展開・ビジョンは?本当にやりたい大事なこととは?
特別動画 ポニィ緒方さんからあなたへのメッセージ


生の声、現地のライブ感が伝わる【動画版】はコチラ!

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「無添加せっけん」と呼ばないでほしい?

ただ、僕もいろんな石けん、化粧品を使ってきて、やっぱり本当にこう自分の大事な人に買ってでもすすめたいものになかなか出会えなくて、やっぱりそう、深く考えたときに、日本の化粧品はですね、裏返すと「インクデーション」といって成分表が書いてあって、僕らは石けんのプロなので、見たらもう全部わかるんですよ、まあ結構入っているなと、結構無添加とかっていう名目でね、無添加っていうカテゴリ自体が、グレーというか、何でもありな世界になってしまっているので、だから、僕らは「無添加せっけん」と呼ばないでくれって言ってますね。
ポニィ緒方氏と中西賢一対談画像
中西:この商品は、無添加せっけんっていうふうに書かないでほしいということ?

ポニイ:なぜかというと、無添加というのは、明らかに毒素である、害があると国が認定したものが、なんというかすごい高いカテゴリですね。

中西:無添加といっても添加されているわけですよね、実は。

ポニイ:そう、そのよくないものとして設定されているある品目が入っていないと、入っていないというだけなんですね。他のいわゆる石けんに、入らないほうがいいものは、指定されていないものだったら入れていいんですよ。だから、いっぱいいれれるんですね。
ポニィ緒方氏と中西賢一対談画像
中西:本当にグレーなんですね。

ポニイ:無添加っていう規約上、この品目は入れないでください、それは少ないものなんですよ、他にいっぱいいろんなケミ(ケミカル)があるので、抜け道にしかなっていないというのが現状ですね。

中西:そういうことでいうと、今日本で、肌が弱い方が、無添加せっけん買おうとか、自然派石けん、オーガニック石けんとかそれっぽい言葉とかあるじゃないですか。それって、そういうのもグレーっぽかったりするんですか?

ポニイ:オーガニック、有機、天然、いろいろありますけども、あの、やっぱり言葉のあやってありますし、今やっぱりコピーライティング、コマーシャリズム、マーケティング、素晴らしいんで、あの、間隙(かんげきを縫ってこううまいこと言うのは、たぶんどの表現でも可能だと思っています。だからこそ、やっぱり裏を見て、本当にこうシステマティックに入っていれられちゃうから、見てください、うち何入っていますか、横文字入っていないし、水、塩、もうほんと4品目、5品目です。そういうことで、やっぱり目で確かめてもらって、コンビニ弁当もいっしょですね、なんでこうニンジンの色がこんなに変わらないんだろうとか、裏見ればわかりますから。
ポニィ緒方氏と中西賢一対談画像

食べ物、何食べられていますか?

中西:けど、その辺はもう習慣変えてほしいというところではありますよね。例えばその肌だけ、クメールラビットのいい石けん使ったとしても、コンビニ弁当食べていたらちょっと違いますよね、バランス悪いですよね。

ポニイ:だめです。摂取する食べ物というのは、身体の皮膚に出てくる脂に直結しているので、やっぱり摂取する油、食べ物ってすごい重要になってくるんですよね。だからね、いい石けん使っているのに全然直らないですって、「食べ物、何食べられていますか?」ってまずうちは聞きますね。食べ物が一番占めますから。
ポニィ緒方氏と中西賢一対談画像
中西:この石けんがアクネにいいとか言っていましたけど、後からやったところでね、内側からどんどん出てきちゃったらねえ。

ポニイ:もちろんです。だから、これを使うと同時に、食生活も改めていただく、もしそういう弊害があるようなものであったら、ちょっと見直してもらうというのはマストで提案していきたいし、そういう相対的に、やっぱり身体にダメージがないものを半分くらい入れて現代生活していかないと、どうしてもこれから企業から健康、一般の消費者を守れない時代になってきているので、そこはやっぱり選択肢というものを作っていきたいなと。

中西:これは女性の美容にこだわっている人は、最近気が付き始めていることですよね。

ポニイ:そうですね。

つづきます ⇒ (7本目 今後の展開・ビジョンは?本当にやりたい大事なこととは?

■ インタビュー・撮影・編集
【海外どうでしょう】管理人:中西 賢一
■ インタビュー日:2015.02.02
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