今回のインタビューは、カンボジア・シェムリアップでカンボジアメイド、ハンディクラフトにこだわったお土産物や雑貨などを扱うセレクトショップを経営する中川ゆきこさん。彼女がオーナーの「very berry（ベリーベリー）」は、センスの良いお土産や雑貨を探している欧米人や在住日本人に大人気！

そんな人気セレクトショップオーナーの中川さん。順調に思えるお店も、ここまで来るまでかなりの紆余曲折があったようです。大量にオーダーした商品が全く商品として出せないものだったり・・・。しかし持ち前のガッツと行き当たりばったりの精神で常に前向きに進み続けている中川氏。

彼女がなぜカンボジアでお土産を扱おうと思ったのか？なぜカンボジアメイドにこだわるのか？どんな想いで商品をデザインしているのか・・・ＯＬだった彼女が、なぜ脱サラし、何を思い、どうやってカンボジアでセレクトショップをオープンするにいたったのか。

さあ、ここまでどんなストーリーがあったのでしょうか？そして、中川さんの今後の野望とは・・・

今回の中川さんとの対談インタビューラインナップ！
本記事は、全6本の対談インタビューの6本目となります。

1本目　行き当たりばったり？！カンボジアにいけば何とかなるさ！
2本目　カンボジア人と大ゲンカ！失敗から学んだ大切なこととは？
3本目　お土産屋さんってどんな人が来て、何が売れているの？
4本目　カンボジアで雑貨屋を成功させるポイントとは？
5本目　カンボジアビジネスで生き残っている人に共通するたった一つのスキルとは？
6本目　全然違う？驚異のカンボジアシルクを使った今度の展開とは？
7本目　中川ゆきこさんからあなたへのメッセージ

起業して生き残っている人に共通するたった一つのスキルとは？

中西賢一（以下、中西）：まだまだこれからもまだ新しいアイテムっとか出していくつもりですか？　定期的にまだいろいろ入れたりしているんですね、まわったりも

中川ユキコ（以下、中川）：もちろんです！

中西：次何かこういうものを来そうだとかあるんですか？

中川：ちょっとシルク製品の商品を増やしたくて。シルクの織物をしているNGOさんとかを回って、今ちょっといろいろ見比べてるところですね。

中西：なるほど。こっちはシルクって結構いいシルクが作られるんですよね。

中川：はい、いいというか・・・そうですね（笑）。

中西：豊富っていったほうがいいですかね？

中川：「ほうふ」ってなんですか？

中西：豊富っていうか・・・結構たくさんあるというか、蚕の繭とか絹が・・・

中川：そうです。日本とか中国とかだと、1つの蚕からたくさん糸が取れるように品種改良・・・

中西：品種改良。

中川：品種改良してるんですけど、カンボジアはもう何百年も前から・・・

中西：昔のまんまの？

中川：そう、そう。だから1本の糸がすごく太くって。

中西：長さがそんなに・・・

中川：短いんですけど、すごいシルクが強くってしなやかなんですね。

中西：もう、その違いがはっきりしてるんですか？

中川：はっきりしてます。もう見てもらうと全然・・・中国産のシルクで作ったものと、カンボジアで作ったシルクは全然違う！

中西：へー、それは結構楽しみですねえ。へー。そうすると、やっぱりこうやって服とか、そういうものになってくるんですか？

中川：一応私の中で考えているのは、バッグですね。

中西：シルクのバッグ？　なんか珍しくないですか？　僕は全然女性用のバッグってよく分かってないんですけど（笑）。

中川：だってスカーフとかは結構よくあるアイテムだし、作っても勝負できないと思うんで、それを使って、自分のカラーが出せる、バッグとかそういうものを作れたらいいなあと思って。

中西：バッグはね、ユキコさんの得意分野ですもんね。じゃあ最後に、今後のユキコさんの展開というか、今後どうしていきたいかって言うのをちょっと聞いていいですか？

中川：はい。ベリーベリーをそもそも立ち上げた目標が、カンボジアのハンディクラフトとか、雑貨とか、お土産をもっと世界の人に知ってもらいたい。ベトナム産とか中国産をカンボジアのお土産ですよって売るんじゃなくて、ほんとのカンボジアっていうものを知ってもらいたいというのがあるので、これからもより一層カンボジアのいいものを世界に知ってもらえるような取り組みを試みていきます。

中西：なるほどね。そういう意味では、ほんとにいいクォリティのものをいっぱい作って、ここで、シェムリアップだけで売るんじゃなくて、エクスポートというか輸出したりだったりとか、そっちにもドンドンやっていきたい。そんな感じですか？

中川：はい。

中西：楽しいですよね。はい、分かりました。すごくアンコールワット観光のいい場所にお店があるので、是非足を運んでいただきたいと思います。中川さんもいらっしゃいますもんね。

中川：はい。

中西：今日はシェムリアップでお土産、雑貨のセレクトショップをやられている中川ユキコさんにお話をお聞きしました。どうもありがとうございます。

中川：ありがとうございました。

中川さんからあなたへのメッセージ動画

中川さんのお店「very berry（ベリーベリー）」について

中川さん自ら、「very berry（ベリーベリー）」の紹介をしていただきました！

カンボジアの手作りにこだわったオリジナル商品♪

こちらのブログでも、「very berry（ベリーベリー）」さんやその商品についてご紹介しています→女子のアンコールワット観光土産って実は難しい？

「very berry（ベリーベリー）」の詳細

店舗名	very berry（ベリーベリー）
住所	10A, Old market lane, Siem Reap, Cambodia
電話番号	+855-077-850-602
営業時間	10:00～19:30
定休日	不定休
クレジットカード	Visa, Master, JCB
公式ホームページ	http://veryberry.jimdo.com/
ブログ	http://veryberry-cambodia.blogspot.jp/
フェイスブック	https://www.facebook.com/pages/Very-berry-hand-made-in-Cambodia/117421898336579
地図	＊地図は公式サイトよりお借りしました