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人気カフェオーナーが失敗から学んだ大事なこととは?【野池仁人】(1/5)

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野池仁人氏アップ画像画像
今回のインタビューは、カンボジア・シェムリアップでカフェ&バーを経営する野池仁人さん。彼がオーナーの「Green on Peace cafe&bar」は、別名「しばふカフェ」と呼ばれ、欧米人や在住日本人に大人気!

そんな人気カフェオーナーの野池さん。実は順調に思えるお店も、ここまで来るまでかなりの紆余曲折があったようです。ターゲットを間違えてビジネス失敗、コミュニケーション方法を間違えてスタッフが全員いなくなる・・・焦りまくって落ち込む野池氏。その時出会った人からの一言から人気カフェのオープンへ・・・サラリーマンだった彼が、なぜ脱サラし、何を思い、どうやってカンボジアでカフェをオープンするにいたったのか。

さあ、ここまでどんなストーリーがあったのでしょうか?そして、野池さんの今後の野望とは・・・

野池仁人(のいけ ひろと)氏
「Green on Peace cafe&bar(グリーン・オン・ピース カフェ&バー)」オーナー。
カンボジア・シェムリアップで話題の「芝生(しばふ)カフェ」こと「Green on Peace cafe&bar」のオーナー。
日本食卸し「DAISHIN TRADING」のシェムリアップエリア代理店営業も行う。
2012年に脱サラしカンボジアへ。
カフェ&バーをオープン。
シェムリアップに「しばふ」ブームを巻こす。
(シェムリアップでパクリ店舗が急増)
その開放的で独特なスペースは、欧米人を始め、多くの在住日本人のいこいの場となっている。

今回の野池氏の対談インタビューラインナップ!
本記事は、全5本のインタビューの最初の1本目となります。


1本目 なんとなく来ちゃったカンボジア(笑)
2本目 自分のプランは全滅!起死回生のきっかけは「怪しいおっさん」
3本目 ターゲットはずれた!観光客が全く来ない!
4本目 スタッフ全員やめました・・・
5本目 今後の野望!「○○バー」と「あそこ」への出店
6本目 野池仁人さんからあなたへのメッセージ


生の声、現地のライブ感が伝わる【動画版】はコチラ!

↓        ↓        ↓

「芝生カフェ」とは勝手に名乗っているという(笑)

(インタビューは、野池さんのお店「Green on Peace cafe&bar」にて行いました)
「Green on Peace cafe&bar」店舗外観画像
中西賢一(以下、中西):はい。今日はカンボジアのシェムリアップでカフェを経営されている野池さんにお話を聞いていきたいと思います。よろしくお願いします。では、野池さんご本人から簡単な自己紹介をしていただきたいと思います。

野池仁人(以下、野池):はい、どうも野池でーす。カンボジアに来て2年、カフェの経営を1年やっています。他にも日本食の調味料の卸しもやっています。どうぞよろしくお願いします。
野池仁人氏と中西賢一対談画像画像
中西:はい、よろしくお願いします。今日は、この対談自体は、野池さんのカフェでやらせていただいています。ちょっとカメラを回してみたいと思います。こんな感じなんですけれども、すごい雰囲気のいいカフェなんです。お店の名前は、「グリーンオンピースカフェ&バー」なんですけれども、「芝生カフェ」という名称が・・・

野池:そうです、はい。

中西:そう呼ばれているんですよね?

野池:はい。呼ばれているというか、勝手に名乗っているという(笑)。

中西:勝手に名乗ってる(笑)。まあ、その芝生っていうのは、このお店の下に人工芝が敷き詰めてあるからと……

野池:そうですね。

中西:これは本当にすごい特徴ですよねえ?

野池:そうですね。人工芝、敷いてる店っていうのは、カンボジアではここだけで、他にもあるのかどうかよくは分からないんですけど。日本でも少ないって思いますね。

( ↓ こんな感じでカフェの店内には人工芝が敷きつめられています!はだしで歩くと気持ちいい!)
野池仁人氏と中西賢一対談画像画像

カンボジアには何となく来ちゃった(笑)

中西:今日は、やっぱり海外でカフェをやりたいっていう方が非常に多いと思うので。そういったカフェの立ち上げとかの話とかをちょっとお聞きしていきたいんですけども。さきほど、こちらに来られて2年ぐらいと……

野池:そうです。

中西:2012年ぐらいから来られているのですか?

野池:2012年ぐらいだったと思いますね。

中西:そもそも、じゃあ、カンボジアに来たきっかけみたいなのって教えてもらっていいですか?

野池:はい。大したきっかけはなくて、何となく来ちゃったというのが本当の理由なんですけど(笑)1つは海外で、生活してみたかったっていうので…いうのが1つ。で、仕事もしてみたかったというのが2つ目の理由ですかね。単純に住みたかったっていうだけですね(笑)
野池仁人氏と中西賢一対談画像画像
中西:海外は、アジア、ヨーロッパ、アメリカとかいろいろありますけれども、それは別にこだわってなかったっていう感じですか?

野池:いえ、アジアに焦点は絞ったんですけど決めれなかったんですよね。やっぱり、そのカンボジア、タイ…アジアっていってもたくさんあるじゃないですか?

中西:はい、はい。

野池:その中で、カンボジアに決めた理由は信頼できる人が2人ほど見つかって、やるならここかなっていうだけで、こっちに来たっていう感じですね。

中西:じゃあ、絶対カンボジアじゃなきゃ駄目だっていうことではなくて、こう、いろんな流れで……

野池:そうです。(笑)

中西:意外にそういう方って多いですよねえ?

野池:そうですね。海外でやっていく中で、信頼できる人を見つけるっていうのが、まず重要なポイントになってくると思うんですよ。なんで、僕は運よく社会人のときに長期休みを取って、こっちに何回か来てお話させてもらって、もし困ったときにこの人に相談すれば大丈夫だなっていう窓口を作ってからこっちに入れたのがやっぱりよかったところかなと……
野池仁人氏と中西賢一対談「信頼できる人を見つけるのが重要」画像
中西:じゃあ、その信頼できる方っていうのは、もうこっちに住んでいる方で、その方にチョコチョコ会ってきて、間違いないっていう確信を持てたから来たみたいな……

野池:そうですね、はい。

中西:それは大きいですよね。

野池:そうですね。やっぱりその仕事というか、起業もしようと思ってたんで相談できる人が必要だったんですね。どうしても。

中西:まだ、そのときは会社員で……

野池:会社員で。

中西:サラリーマンをやられてて。「もう絶対やってやろう」っていう感じだったんですね。

野池:あ、そうですね。

中西:脱サラして。(笑)

野池:そうですね。脱サラしてやってやろうっていう気持ちはありましたね。

つづきます ⇒ (2本目 自分のプランは全滅!起死回生のきっかけは「怪しいおっさん」

■ インタビュー・撮影・編集
【海外どうでしょう】管理人:中西 賢一
■ インタビュー日:2015.02.06
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