今回のインタビューは、カンボジアの首都プノンペンでハワイアンのカフェ＆バー『ALOHA ONO』を経営するアロハ・オノさん。知り合いもコネも何もないのに女手一つであっという間にカンボジアでカフェを開業！根性と度胸とノリで突っ走る20代ギャル系社長が、日々挑戦する中で気づいた経営者として、女性として大事なこととは？

そんなアロハ・オノ氏にたっぷりと語っていただきました！

今回のアロハ・オノさんとの対談インタビューラインナップ！
本記事は、全4本のインタビュー動画の4本目となります。

1本目　なぜカンボジア？カフェを開業しようと思ったきっかけは？
2本目　スタッフは家族？愛あるチームワークを生む「オハナ」とは？
3本目　カフェは儲からない？今だからできる新たなチャレンジとは？
4本目　経営者は甘えるな！その覚悟とは？今後の展開は？
特別動画　アロハ・オノさんからあなたへのメッセージ

女性が「海外で起業すること」についてどう思う？

中西賢一（以下、中西）：あとちょっとお聞きしたいんですけど、女性の方でも、これから海外でビジネスをしたいだったりだとか、特に「カフェビジネス」って結構女性の人ってやりたいっていう気持ちはあると思うんですよね。　そう考えると、今ヤスエさんがやってるこの海外で仕事をしてる、ハワイのそういう、ちょっと、日本人・・・ハワイ好きじゃないですか、そういう自分の好きなことでビジネスをしてるっていうのは結構すごい憧れのかたちを実現してるっていうふうに見えるわけですよ。　そういう人たちに対して、何かこう、こういうところは簡単じゃないとか、こういうところはしっかりと意識してほしいだったりとか、何かそういうことってあったりしますか？

小野泰永（以下、アロハ・オノ）：うーん。そうですね。私は、正直たまたま運がよくて、トントン拍子で、いろいろできてきているパターンだと思うんですけど、ほんとに私結構ノリと行動力だけで、突っ走ってしまうほうだったので、いざ始めてみて、あまり後悔はしないたちなので、後悔はしないようにしてるんですけど、結局「カフェ」といっても飲食店、なんだかんだ力仕事だったりして、もう腰も壊してますし・・・

中西：肉体労働ですものね。

アロハ・オノ：そうですね。だから、ほんとに一筋縄ではいかないなというところは、だいぶあったりしたんですけど・・・

中西：簡単ではないってことですね。

アロハ・オノ：うーん。「よく考えて始めたほうがいいよ」って私も言いたいですし、皆さんおっしゃると思うんですけど、私自身がノリで始めてしまっているタイプなので、やらない後悔より、やって後悔、私は結構そういう感じなので、やらないで「何でやらなかったんだろう」っていうよりかは、やってみて自分で満足するところまで突っ走って、「あー、よくやったな」って燃え尽きたほうがかっこいいかな、気持ちいいかなっていう感じなので、迷うんだったらやってしまえっていう（笑）

中西：そういう感じですか？

アロハ・オノ：そうですね。（笑）ごめんなさい。答えになってるかな。

中西：全然、全然・・・ほんとに多分女性ならではの直感の鋭さとかっていうものが、すごいあると思いますしね。

アロハ・オノ：あー、女性っていう意味でいうと、私、結婚願望全くないんですよ。だから、全然いいんですけど、結婚はしづらいと思ったほうがいいんじゃないですかね。女性で仕事を始めたいってなると、あともう私自身やっぱり何でしょうねえ・・・うーん・・・（笑）

中西：あまり、けど、こっちのカンボジアの男性と付き合おうとかそういう気はないですか？

アロハ・オノ：それはないです。おこがましいですけど、正直理想も高くなっちゃいましたし、自分でビジネスを始めたばっかりに、なので、本当に婚期というものはなくなってしまったんじゃないかっていう・・・

中西：けどまだ20代じゃないですか、そんな。

「経営者」としての心構えとは？

アロハ・オノ：いや、ないですねえ（笑）いや、なんか自分の幸せ、自分で掴むぐらいの覚悟はやっぱり決めましたし、やっぱり一度、そうですね。ちょっと目上の経営者の方に1回グチを吐いたときに、人に甘えなきゃいけないんだったら海外・・・先日、結構病んでてグチったときに、「人に甘えたりとかしなきゃいけないんだったら、海外も経営者も向いてない、辞めろ」っていう言葉を1回言われたことがあったんですよ。やっぱりだから甘えてちゃいけない職業というか、なんだなということは、すごい痛感しましたし、してます。

中西：それは経営者としてもそうですし、海外で働くっていうことも、そういったってことですよねえ。

アロハ・オノ：日本にいたときって1人しか従業員を使ってなかったんですけど、今は仮にも10人の生活を支えている立場にあるわけなので、それがほんとに人の生活、人の幸せを握っていると思うと、それなりの覚悟と・・・普段おちゃらけてくだらないことやっているように見えると思うんですけど、それだけはやっぱり人の生活を握ってるということだけは、肝に銘じて日々仕事をしていこうかなと思ってます。

中西：経営者として

アロハ・オノ：一番大事な・・・それができなきゃほんと経営者失格ですよね（笑）

中西：いや、20代でね。ほんとに素晴らしい経営者としての・・・

アロハ・オノ：いや、いや。(笑）

中西：うん。持っていらっしゃるということで。こっちにあってもいろいろな経営者の方と付き合いがあると思うんですけれどもね。いろいろ可愛がってもらえてるんじゃないですか？

アロハ・オノ：ありがたいことですね、ほんとに。多分日本にいたときよりか、やっぱりいろんな方と出会うきっかけが多いですから。

中西：まだしばらくは、カンボジアでガッツリやっていくわけですよね？

アロハ・オノ：そうですね。来たからにはやっぱり一山築いていこうというか・・・

中西：一山築いていく？

アロハ・オノ：はい。制圧していけ・・・ないとは思いますけど（笑）一旗揚げてこうかなっていうのは。

中西：うん。けど今、ほんとにこのカンボジアのプノンペンでいろんな日本人の人たちが来て、イオンモールもできて、来てそれで一山当てようというか、成功を夢見てくる人たちもいっぱいいると思うんで、先輩としてパイオニアん位なっているわけですからね。ちょっと目標の人みたいになってもらいたいですよね。もうなっているっていう感じですね。なんかね。

アロハ・オノ：いや、いや。そんな大した人間じゃございません（笑）申し訳ありません。（笑）

今後の展開やビジョンは？

中西：あとは最後にヤスエさんの今後のビジョンというか、展開をお聞きしたいんですけども、さっき飲食というこの柱、メインの柱以外にも物販みたいなことを展開していきたいっていうお話はちょっとお聞きしたんですけれども、なんかほかにビジョンというか、こういうことをやりたいとかって何かありますか？

アロハ・オノ：さっきちょっと従業員教育の流れでもお話ししたんですけれども、今後、物販とかも広げていくにあたってもなるべく今女の子たちのスタッフに支えられているのもあって、ほんとに女の子が自信を持って働けるというか夢を持ってる女の子たちが自立してくのに、ちょっとでもお手伝いできるような職場環境を作れたらなあって思ってやってる部分はあるので。　私自身やっぱりそこに行きつくまでに、やっぱり女の子を使うとなると、いつ結婚しますだ、妊娠しましただ言われるか分からないからなるべく男の子でやってたらアンパイかなと思っていたんですけど。やっぱりこっちのスタッフと接していってる過程で、女の子ですごい一生懸命やってる子だとか、将来こんなことをやってみたいっていう子だとかが、非常にたくさんいまして、やっぱりまだ後進国って言ったら、あれですけど、まだまだ親の敷いたレールに抗えないみたいなので、ぶつかってる子、うちのスタッフの子でも親の決めた結婚にどうのとかっていうのに悩まされてる子とかも居るので、その子たちが自活できる環境を作ってあげられたら、こっちの文化を否定するつもりもないんですけど、彼女たちの選択肢も増やしていってあげたい・・・そんな大きいことができるか分からないですけど、ほんとに。彼女たちが自分の仕事って責任を持って心から楽しんで仕事ができるような職場を作っていきたいなっていうのと、それにあたって、飲食だけじゃなくって、ちょっとずついろんな分野でも、可能性を広げていきたいなっていうのが今後の展望です。

中西：けどそれっていうのは、こっちに来てからこっちの女性と一緒に働くことによって、女性を支援したいって、そういうふうに気持ちが変わっていったっていうか、やりたいってことですよね。

アロハ・オノ：まさにそうですよね。はい。来る前はほんとに全くそんなことはみじんも思ってなかったので、そういう意味では、私が一番しんどいときに支えてくれたのが女の子のスタッフだったので、恩返しまではいかないですけど、そうですね。支えられたのは事実ですし、私も彼女たちを支えていきたいなっていう気持ちが芽生えたのもそういうことですし。

中西：プノンペンで女性経営者はただ1人ですから、そういうふうに日本の女性経営者がこちらののカンボジアの女性の方の支援ができると、雇用を少しでも改革しようというのは、今ヤスエさん1人しかね。（笑）この1人から多分広がっていくんだとは思うんですけどね。

アロハ・オノ：そうですね。広がっていけばいいですよね。女の子のスタッフって、例えば体調が悪いとか、男性にだと言いづらいこともあると思うんで、多分そういう意味でも、うちは女の子が私にだから何でも言えるっていうので、長続きしてくれるのにもつながってるのかなとも思うんですけど。

中西：多分そういうことでいろいろ得た知識とか経験というのは、ほかの日本の男性経営者の人たちにもフィードバックになるような気もしますよね。

アロハ・オノ：できればいいですけどね。（笑）

中西：それぐらいの強引さはヤスエさんはお持ちだと思うんでね（笑）非常に楽しみですね。これからもこのハワイアン・オノ・カフェ＆バー。

アロハ・オノ：ハワイアンカフェ・アロハオノ。

中西：プノンペンに来たときは是非食べに来て・・・

アロハ・オノ：はい、空港からトゥクトゥクで10分ぐらいです。

中西：近いですね。

アロハ・オノ：はい。

中西：近いですね。是非食べに来てほしいと思います。

アロハ・オノ：よろしくお願いいたします。

中西：はい。では今日はカンボジアのプノンペンで唯一の女性経営者。20代、オノヤスエさんをご紹介させていただきました。ちょっと忘れてました。スタッフの方がここにいらしていて。

アロハ・オノ：はい。うちの守護神でございます。（笑）

中西：お名前は？

アロハ・オノ：西新宿のときに守護神に昇格しました「カワシマ君」と申します。プノンペンにも連れてきたんですけど、この年になってこんな人形を使って何をやってるんだっていうんで、最近隅に引っこんでるんですけど、うちの大事な守護神です。

中西：はい。是非お店にきて見に来てください。はい。じゃあ、今日はどうもありがとうございました。

アロハ・オノ：どうも。（笑）

原正寛さんからあなたへのメッセージ動画

「ALOHA ONO（アロハ・オノ）」の紹介♪

アロハ・オノさん自ら、「ALOHA ONO」の紹介をしていただきました！

こちらのブログでも、『ALOHA ONO（アロハ・オノ）』さんについての記事を書いています→カンボジアでハワイアン？チャキチャキ20代日本人女性オーナーが切り盛りする『ALOHA ONO』！

Hawaiian cafe&Bar ALOHA ONO（アロハ・オノ）の詳細

店名	Hawaiian cafe&Bar ALOHA ONO（アロハ・オノ）
住所	#16-B, St. Northbridge, Sangkat Toeuk Thla,Khan Sensok, Phnom penh, Cambodia
電話番号	+855-234-880-800
営業時間	PM5:00～PM11:00 ランチタイム（AM11:30～14:00) ディナータイム(17:00～23:00/L.O22:30)
定休日	定休日なし
ホームページ	http://aloha-ono.com/kh_jp
ブログ	http://ameblo.jp/alohaono/
フェイスブック	https://www.facebook.com/alohaono
地図	ロシアンブルーバードから、ノースブリッジ通りに少し入ったカナディアバンクとプノンペン商業銀行の向かい側。 ＊地図は公式ページよりお借りしました