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脱サラしてアジアで飲食ビジネス!最速で出店・黒字化達成!【井上進之介】(3/5)

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「ハブ・シェムリアップ(Hub Siem Reap)」井上進之介氏アップ画像

今回のインタビューは、カンボジアの首都プノンペンで、本格的な日本スタイルの焼き鳥を圧倒的な安さで提供して大人気の焼き鳥店『123ストリート』を経営する井上進之介氏。大手外資系企業を脱サラしてカンボジアで起業、あっという間に人気繁盛店に育て上げ、黒字化を達成した井上氏。
なぜスタートダッシュがうまくいったのか、なぜカンボジアを選んで起業をしたのか?出店する前にどんな準備をしてきたのか?毎日どんなトラブルと向き合っているのか?そして今後の夢や展開は?
その人気店『123ストリート』を経営する井上進之介氏にたっぷりと語っていただきました!

井上進之介(いのうえしんのすけ)
カンボジア・プノンペンの焼鳥・鶏料理のお店『123ストリート』オーナー。
アジアに照準を定め、脱サラして起業。
飲食ビジネス未経験ながら、スタートダッシュに成功、あっという間に繁盛店に押し上げる。

今回の井上進之介さんとの対談インタビューラインナップ!
本記事は、全5本のインタビュー動画の3本目となります。


1本目 なぜカンボジア?なぜ『焼鳥』ビジネスで起業したのか?
2本目 成功の秘密?カンボジア出店前に戦略的にやってきたこととは?
3本目 想定外?カンボジアビジネスで起きるトラブルとは?
4本目 速すぎるカンボジアの成長スピードで起こる大きな問題とは?
5本目 なぜ大手外資企業を辞めてまでアジアに起業しようと思ったのか?そして今後の展開・ビジョンは?
特別動画 井上進之介さんからあなたへのメッセージ


生の声、現地のライブ感が伝わる【動画版】はコチラ!

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スターとしてわかった想定外のトラブルとは?

中西賢一(以下、中西):なるほどね。ここからはオープンしたあとのこともちょっと聞いていきたいんですけれども、実際にオープンして、いろいろと事業計画というか、大体こういうような感じで推移していって、やって行けるだろうと思ったことと、実際にやってみて、違ったこと、一番違ったことって何ですか?
井上進之介氏と中西賢一対談画像
井上進之介(以下、井上):店舗運営のことからいうと、ランチ。ランチタイムが、すごくお客さんを見込めるだろうと思っていたんですが、やってみると逆で、ランチよりもディナーのほうが、すごいお客さんが来たなという。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:ランチは、全然来ないですか?

井上:最近、半年後にして、ようやくだいぶ入るようになって来ましたけれど。

中西:思ったよりも、夜が来てくれたと。

井上:実際、想像以上でしたね。

中西:これが夜来てくれなかったら、大変なことになる・・・

井上:大変なことになる。(笑)

中西:逆だったら逆で、また大変だと思いますけど。でもそれはちょっと修正可能っていう部分で。

井上:そうですね。ただ、ランチのプレートのお皿をいっぱい買っちゃったもので、これはどうしようかなと。(笑)

中西:ちなみにランチは、なんか日替わりメニューとかそういうようなかたちで・・・

井上:今は日替わりをやってないですけど。

中西:焼肉のプレートみたいな感じで?

井上:はい。ワンプレートで鳥料理を出して。

中西:じゃあまず5ドルぐらいとか6ドルかと?

井上:3.75ですね。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:それもまた安いですよね。なるほどね。ランチは思ったよりも、ちょっと想定外で入らなかったということと、あとはありますか?

井上:やってみてですか?

中西:やってみて。

井上:想定外・・・うーん。特にこうだろうというのは、考えてなかったので。・・・あ、ありますね。想像以上にお店のガタがくるのが早い。(笑)
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:お店のガタっていうのは、リフォームしたんだけれども、傷みが早いとか?

井上:そういうことですね。

中西:それはもう電気とか水道とか、そういうインフラ部分も含めてっていうことですよね。

井上:インフラも含めて・・・例えばドア。新しくつけたドアが取れちゃった、鍵が閉まらないようなことが・・・

中西:けどそれはちゃんと最初はついていたわけですよね、きちんと。

井上:ちゃんとつけてた。もう1カ月でダメになってしまいました。

中西:そういうのがチョコチョコあると。

井上:水漏れも1カ月以内にきちゃいました。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:けど、それがあっても営業はできているわけですよね。一応。

井上:一応。

頭が痛い?求人はどう対策すればよいか?

中西:よく聞く話なんですけれども、雇用の部分での苦労というのはないですか? スタッフさんとのやり取り、コミュニケーションだったりとか・・・
井上進之介氏と中西賢一対談画像
井上:ありますね。特に僕は英語もできないですし、もちろん現地語もできないので、まあ苦労しました。

中西:そういったのは、まず人を雇う、いい人が来ないっていうところでもまず難しいし、来てからもコミュニケーションを取るのが難しい。両方・・・

井上:そうですね。比較的人はすごく集まります。

中西:それはなんか広告かなんか出してですか?

井上:はい。現地の求人・・・

中西:求人雑誌、求人誌みたいな?

井上:誌ではなくてインターネットですね。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:求人のそういうサイトがあって、そこに広告を出せば来ると。

井上:はい。3日で10人応募が来たんですよ。

中西:それは多いですね、結構。

井上:9人シェフでした。(笑)

中西:来るけれども、なかなかいい人材をその中から見つけるのは難しいと。

井上:いい人材がどんな人材なのかもわからなかったので。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:最低限、あれですよね。コミュニケーションが取れる程度の英語がしゃべれてとか、これぐらいのお給料でやってくれてて、何時から何時まで拘束してもOKでとかなるわけで・・・

井上:そこまでハードルを上げてませんでした。まず面接が難しかったので。

中西:面接が難しかった?

井上:例えば、いざ「あなたを面接します。いつ来れますか」って言ったら、「何日の何時に来ます」。・・・来ない。(笑)
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:相当手前ですね、それ。

井上:はい。だから僕らは、面接の時間通りに来たら採用。(笑)
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:その時点でもううれしくなっちゃってるという。

井上:来たよ。10分前に来た。10分前に来たら、この子すごいってなる。

中西:まずはその約束が守れることでも・・・じゃあ、英語をしゃべれるとか、いろんなことはもうその次なんですね。

井上:学生なら分かりますけど、こっちは会社・・・大きな会社で、例えば、ビール会社の担当者も約束している時間に来ないんですよ。

中西:お店で出しているサーバーとかで出してるビール会社の人が・・・

井上:「あなたのところのビールを使いたい。で、話を聞きたいから来て」って言っても来ないんです。

中西:それは若い人だからじゃなくて国民性が・・・

井上:国民性。

中西:あんまりちょっと時間を守らないという。

井上:守らない。

中西:そういう人たちを根気よく続けていって、当初オープニングのときに雇ったスタッフさんて、今続いている人っています?

井上:今月1人辞めちゃうんで、残るのは1人ですね。半年で1人。

中西:残るのは1人。あとは結構入れ替わっている?

井上:はい。

中西:スタッフは常時何人ぐらいいるっていうのが、理想の形なんですか?
井上進之介氏と中西賢一対談画像
井上:理想は、僕らを抜いて、現地人だけで昼5人、夜7人ですね。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:じゃあ、全く別で12人を雇っているということで、被っているとかは?

井上:多少被っている。10人前後。今6人でやっているんですけど。

中西:それで、朝早番、夜遅番みたいな感じで・・・

井上:ちょっと学生が多いので、学校に行っている子がいるので・・・

中西:じゃあ、正社員じゃなくてアルバイトみたいな感じで?

井上:アルバイトです。フリーターみたいなのは今いないです。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:じゃあ、結構試験があったりとかすると、結構大変なことになっちゃいますよね。

井上:「明日イグザム(テスト)があるから、今日は早く帰るね」とか。(笑)「何時から?」「7時から」「早いなあ」。カンボジア朝が早いんで。(笑)

中西:お店がこれから忙しくなるっていうときに・・・

井上:そうなんです。(笑)

中西:ちょっとやっぱり人っていうのは大変ですよねえ。

井上:大変ですけど、なるようになります。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:人に関しては、何かそういう辞めるとか、ちょっと約束も守ってもらえないという人の中で、そういう国民の人たちなわけですけど、彼らに何か気を使っていることとかありますか?

井上:距離感ですね。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:距離感?

井上:はい。

中西:寄り添っていくっていうこと?

井上:僕も大好きになって、向こうも大好きになってもらうようにしてます。

中西:それはまた、井上さんなりのコミュニケーションスキル、術みたいなものが何かあるんですか? こうしてるとか?

井上:コミュニケーションができないので、頑張って現地語を教えてもらったりとか、あとは「君たちのことをよく見ているよ」ということを伝えるようにしてます。例えば、日本でもそうですけど、忙しいときはみんな忙しいですけど、そのときに助けてあげるとやっぱり喜ぶんで。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:よく見ててあげて、それをちゃんと伝えてあげるっていう、そういうのが大事だということなんですね。

井上:カンボジア人は、すごく自尊心が高くて、結構感情の起伏がある子が、ままいるので・・・

中西:けど、あまり怒らないですよね。彼らは?

井上:いや、結構怒りますよ。シャイなので、あまり仲が深くないと全然怒らないんですけど、僕も思ってました。こっちへ来たときに、ほんとに「タイは微笑みの国」って言いますけど、「カンボジアは笑顔の国だな」とすごい思ってましたけど、実際一緒に働いてやってると、例えば、賄いの、お店の賄いの量が少ないっていうだけで、次の日、口をきいてくれない。(笑)
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:うわー、ちょっとすぐ怒るという・・・

井上:すぐ怒るんで。(笑)もう「ごめんね、ごめんね」って言いながら。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:なるほどね。そうか、そうか。けど、そういうことが重なっていくと結構ストレスが溜まりませんか?

井上:溜まりますね。溜まるんですけどね。プノンペン、あまり発散する所がないので。

中西:ストレスを解消する所があまりないですか?

井上:人格を変えていくしかない。(笑)

中西:なるほどねえ。

井上:面白いです。ほんとに面白いです。やっぱり人と人を・・・面白いですね。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:今、日本人の人は雇ってないわけですよね、まだパートナーと2人だけで?

井上:はい。
つづきます ⇒ (4本目 速すぎるカンボジアの成長スピードで起こる大きな問題とは?

■ インタビュー・撮影・編集
【海外どうでしょう】管理人:中西 賢一
■ インタビュー日:2015.02.11
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