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脱サラしてアジアで飲食ビジネス!最速で出店・黒字化達成!【井上進之介】(2/5)

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「ハブ・シェムリアップ(Hub Siem Reap)」井上進之介氏アップ画像

今回のインタビューは、カンボジアの首都プノンペンで、本格的な日本スタイルの焼き鳥を圧倒的な安さで提供して大人気の焼き鳥店『123ストリート』を経営する井上進之介氏。大手外資系企業を脱サラしてカンボジアで起業、あっという間に人気繁盛店に育て上げ、黒字化を達成した井上氏。
なぜスタートダッシュがうまくいったのか、なぜカンボジアを選んで起業をしたのか?出店する前にどんな準備をしてきたのか?毎日どんなトラブルと向き合っているのか?そして今後の夢や展開は?
その人気店『123ストリート』を経営する井上進之介氏にたっぷりと語っていただきました!

井上進之介(いのうえしんのすけ)
カンボジア・プノンペンの焼鳥・鶏料理のお店『123ストリート』オーナー。
アジアに照準を定め、脱サラして起業。
飲食ビジネス未経験ながら、スタートダッシュに成功、あっという間に繁盛店に押し上げる。

今回の井上進之介さんとの対談インタビューラインナップ!
本記事は、全5本のインタビュー動画の2本目となります。


1本目 なぜカンボジア?なぜ『焼鳥』ビジネスで起業したのか?
2本目 成功の秘密?カンボジア出店前に戦略的にやってきたこととは?
3本目 想定外?カンボジアビジネスで起きるトラブルとは?
4本目 速すぎるカンボジアの成長スピードで起こる大きな問題とは?
5本目 なぜ大手外資企業を辞めてまでアジアに起業しようと思ったのか?そして今後の展開・ビジョンは?
特別動画 井上進之介さんからあなたへのメッセージ


生の声、現地のライブ感が伝わる【動画版】はコチラ!

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出店前はどんなことをどんなスケジュールでしていたの??

中西賢一(以下、中西):2人で焼き鳥屋をやろうと思ってから、実際に現地に乗り込んで開始したっていうまでどれぐらいの期間ですか?

井上進之介(以下、井上):カンボジアは、まず1カ月間視察に行きました。マーケティングを兼ねて。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:そのときって、まだ前職というか、まだ働いてたんですか?

井上:もうその時は辞めてました。もう、この年の何月に出ていくということを決めてたので。

中西:もう進出することを決めていて、で、逆算してリサーチとかをしてたと。なるほど。

井上:入った時点ではもう無職でした。(笑)

中西:すみません、また戻りますけど、リサーチに行きました。決めて、現地で開始するっていうのはどれぐらいで?

井上:1カ月リサーチで滞在して、すぐに日本に戻って1カ月日本に居て、翌月カンボジアに来ました。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:早いですね。なかなか。

井上:はい。

中西:ほんとにそのときはちょっと入って、ちょっと契約とかそういうのだけして、また戻りながらとか、そういうような感じだったんですか?

井上:いや、何も契約はしてないです。

中西:もう、ほんとに乗り込んでいって?

井上:はい。

中西:そのときにもう、焼き鳥のお店に必要なもの、例えば、機械だったりだとか、こまごましたものを、そのときにもう日本で揃えて送ってるとか・・・

井上:いえ。日本から取り寄せたのは1つだけであとは全部現地で仕入れました。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:その取り寄せたものっていうのは何だったんですか?

井上:焼き鳥を焼く機械です。

中西:機械? それだけは日本から取り寄せて送って、あとは全部こっちで。

井上:一応、炭を見たときに「美味しく焼けないなあ」と思ったので・・・

中西:こっちの炭が? 違いましたか? こっちに炭はいくらでもありますよね?

井上:すごく安いんで、僕も炭を使っているんですけれど、やっぱりおいしくないんです。

中西:日本の備長炭みたいなものとは・・・

井上:そんなのはないです。

中西:ちょっと違うと?

井上:温度も低かったので。

中西:じゃあ、もう別物ですね。

井上:別物なので、これじゃダメだなと思って。

中西:で、ガス台を。それでこっちへ来て、お店のオープンまでは、どれぐらいかかったんですか、そこから? 
井上進之介氏と中西賢一対談画像
井上:2014年の5月に入ってきて、お店がオープンしたのは、8月ですね。

中西:じゃあ、3カ月ぐらい?

井上:3カ月ぐらいですね。

中西:その間に契約をしたりとか、お店を改装したりとか・・・

井上:物件を探したり。

中西:物件探しって結構スムーズにいきました?
井上進之介氏と中西賢一対談画像
井上:いかなかったですね。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:お店の名前が「123ストリート」さんっていう名前で、それは「123ストリート」という通りの名前からついてるんですけど、結構プノンペンの南側じゃないですか? あのエリアを狙ってたんですか?

井上:いや、元々狙ってないです、最初は。なので、1カ月間の視察のときは、プノンペンの街中を隅々まで、徒歩で1日中歩き回ってましたね。あとは、いろんな人に会って、いろんなお話を聞いて、で、候補をいくつか絞って、絞った候補のところで、朝昼晩人の流れ、どんな人がいるのかっていうのを見て、結局プノンペンの南側になったという。僕らも飲食店をやるって決めてから、ターゲッティングをしたんですけど、そのターゲットがいる所がここだったという。僕らのお店にマッチするのがここだったんです。
井上進之介氏と中西賢一対談画像

お店の「ターゲット」ってどうやって決めたの?

中西:そのターゲッティングのターゲットっていうのは、、日本人とか、ローカルのカンボジア人だったり、欧米人だったりするんですけども、そのときターゲットにしてたのは、誰だったのですか?
井上進之介氏と中西賢一対談画像
井上:欧米人です。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:欧米人?

井上:はい。

中西:欧米人の・・・

井上:第一ターゲットです。

中西:在住?

井上:在住、はい。

中西:在住欧米人がターゲットで、あの周りっていうのは、欧米人の人が住んでる家が多いですか?

井上:多いです。日本人も多いです。

中西:日本人も多い。大使館があるんでしたっけ、あっちって?

井上:そうですね。大使館、ありますね。

中西:欧米の大使館も結構あの辺に?

井上:いや、NGOが多いです。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:NGO?

井上:はい。

中西:なるほどねえ。そういう人たちに来てもらいたいなあと思って、それでターゲティングをしてここだと決めて。

井上:日本人をターゲットにしてしまうと、恐らく今2,000人ぐらいしかいないので。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:プノンペンって意外と少ないですものねえ、まだねえ。

井上:ただ、その2,000人の中で日本人ターゲットに飲食店をやると、ものすごくリスクがある。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:意外ともう結構ありますものねえ、数が。

井上:150店舗ぐらいは日本食があるので・・・

中西:取り合いですね。

井上:150店舗で2,000人を取り合うっていうのは考えられない。(笑)欧米人は万単位でいるので。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:そうですね。多いですものねえ。フランス人とか多いですものねえ。

井上:現地ローカルはどこにヒットするか、まだその時点では分からなかったので、リスクがあったので、欧米人に。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:じゃあ、欧米人をターゲットにして、その立地だったりだとか、メニュー開発だったりだとか、値段だったりとかを決めていったですか?

井上:メニューは、フランスと日本の味は、世界中どこでも評価されると思うんで、日本の味でいくというのは決めてました。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:それはちょっと譲らずに、ちょっとローカルに合わせすぎるってことはせずに、もう日本の味で勝負と。

井上:はい。欧米人ターゲットで。

最速で開業し、最速で軌道に乗せるためにしてきたこととは?

中西:なるほど。で、オープンを済ませて、もう1回教えてください。5月に来て9月にオープンでしたっけ?

井上:5月に来て、8月オープン。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:5月に来て8月にオープン。で、今は2月ですもんね。で、今のところは順調?

井上:順調です。

中西:順調ですね。これは山田さんにもお聞きしたんですけど、もう、結構利益が出てるというか、売り上げが上がって、お客さんもついているということで、スタートダッシュは大成功で。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
井上:はい。

中西:ですよね。素晴らしですよね。

井上:もう必死ですからね。(笑)

中西:お店のコンセプトというか、その欧米人なんですけど、比較的リーズナブルなお値段ですね。欧米人で、結構お金を持ってる人をターゲットにしてても、値段は結構リーズナブルな商品ですよね。1本1ドル弱ぐらい?

井上:えーと、0.4ドルです。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:0.4ドル。(笑)1ドル弱じゃなくて、もう・・・

井上:0.5ドル弱。(笑)

中西:0.5ドル弱。相当安いすよね。こっちの物価からしても、結構安いですもんねえ。かなり勝負をしてるという感じですね。

井上:マーケティングをした結果そうなったっていう。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:その値段で。なるほどねえ。ちょっと今お店の立ち上げまでの話をちょっと聞いたんですけど、すごい気になるのが、2人で共同経営じゃないですか。これは役割分担っていうのはどういうふうにしているんですか?
井上進之介氏と中西賢一対談画像
井上:一応、飲食店をやるというふうに決めた場合、トップは2人いてはいけないと思うんですね。私は。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:同じような、同列なんだけども、役職上は分けると。

井上:分けたほうが絶対いいので、パートナーが社長で最終決定権を任せている。僕は下で、やいのやいの言って・・・(笑)

中西:そういうふうな上下関係に一応決めて。

井上:それは重要だと思うんです。

中西:それでお店の中では、井上さんのほうが、厨房をメインに見ていて、山田さんのほうがホールを見ているというそういう役割分担・・・今はそんな感じ?

井上:そうですね。元々最速でこっちに出て来たかったので、パートナーが語学を担当して、僕が店舗経営のノウハウと調理技術を担当していたので、日本を出て来る前に、そういう役割分担をして、彼が英語でオペレーションをしっかりできる、僕はしっかりお店をできるノウハウをもってくるということで準備はしていました。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:じゃあ、井上さんは日本での準備としては、焼き鳥屋さんに必要な焼き鳥の調理技術だったりだとか、レストランマネージメントみたいなものっていうのを、しっかりと習得してから来たということなんですよね。それはかなり用意周到ですよね。

井上:うーん。日本にいるともう「行け、行け」という人も多かったんですけども・・・
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:もうあんまり考えずに行ったら、何とかなると。

井上:日本人が日本レストランをやれば客が入るという話も聞いたんですけど、ただ、それだけでは怖かったので・・・

中西:準備だけはしっかりと?

井上:うーん、そうですね。そんなにせっぱつまって、すぐ行くっていう話ではなかったので、どうせ行くならノウハウを持って強いの持っていこうという。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:結構その準備期間というのは、しっかり取って行ったというような。

井上:一応2年ぐらいですかね・・・アジアに行こうと思いだして2年間。

中西:だって、調理技術っていったって、前職は調理師、調理の関係では全くなかったわけですよね。

井上:はい。

中西:それで1から調理のそういう技術からマネージメントをおぼえるっていったら、2,3カ月でおぼえられるものじゃないですものねえ。

井上:いや、やる気しだい。
井上進之介氏と中西賢一対談画像
中西:やる気しだい?

井上:もう必死です。もう一通り経験しました。

中西:けど、それが今やっぱり活きてるわけですよね。

井上:そうですね。

中西:やってよかったっていう感じですね。そこに関しては。

井上:なので、1つコンテンツを持ってくるのはいいと思います。

中西:僕もお店で食べさせていただいたんですけれども、ほんとに味は日本の焼き鳥屋さん、ほんとにそのもので、特にそういう味の差が出やすいレバーみたいな内臓系なんかも、すごく柔らかくて、おいしくて、焼いててね、ちょっと、びっくりしたんですけれども、これをあの値段で出されたら、同業の人たちはたまったもんじゃないなって・・・

井上:そうですね。でも、ターゲットが違うので、そんなには・・・
つづきます ⇒ (3本目 想定外?カンボジアビジネスで起きるトラブルとは?

■ インタビュー・撮影・編集
【海外どうでしょう】管理人:中西 賢一
■ インタビュー日:2015.02.11
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