海外どうでしょう

Read Article

カンボジアでハワイアンカフェ開業!20代ギャル系社長の熱き挑戦!【アロハ・オノ】(3/4)

スポンサードリンク

「ALOHA ONO」アロハ・オノ氏アップ画像

今回のインタビューは、カンボジアの首都プノンペンでハワイアンのカフェ&バー『ALOHA ONO』を経営するアロハ・オノさん。知り合いもコネも何もないのに女手一つであっという間にカンボジアでカフェを開業!根性と度胸とノリで突っ走る20代ギャル系社長が、日々挑戦する中で気づいた経営者として、女性として大事なこととは?

そんなアロハ・オノ氏にたっぷりと語っていただきました!

アロハ・オノ(小野泰永)氏
カンボジア・プノンペンのハワイアンカフェ&バー『ALOHA ONO』オーナー。
カンボジアでは唯一と言える本格的なハワイアン料理を提供。
在住者はもちろん、空港から車で10分という好立地から、出張者にも人気のカフェ&バー。

今回のアロハ・オノさんとの対談インタビューラインナップ!
本記事は、全4本のインタビュー動画の3本目となります。


1本目 なぜカンボジア?カフェを開業しようと思ったきっかけは?
2本目 スタッフは家族?愛あるチームワークを生む「オハナ」とは?
3本目 カフェは儲からない?今だからできる新たなチャレンジとは?
4本目 経営者は甘えるな!その覚悟とは?今後の展開は?
特別動画 アロハ・オノさんからあなたへのメッセージ


生の声、現地のライブ感が伝わる【動画版】はコチラ!

↓        ↓        ↓  

「海外で働く」ことを意識してた?

中西賢一(以下、中西):こういうヤスエさんのキャラクターなんですけど、結構海外慣れしてるみたいな感じがあるんですけれども、ちょっと話の中でハワイにもともとご縁があったということなんですけど、ハワイに留学してたんですか、当時は?

小野泰永(以下、アロハ・オノ):はい。一応留学してました。

中西:どれぐらいハワイには?

アロハ・オノ:2年・・・2年半ぐらいいましたかね。
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:そのときは別にハワイ料理を勉強しているわけではないんですよね?

アロハ・オノ:全く・・・

中西:語学留学ということですね。

アロハ・オノ:はい。ただ、結構食べ歩きが好きだったというか、やっぱり友だちと遊ぶっていうと、どこか美味しいとこ食べに行ってという感じだったので、美味しいハワイ料理のお店とかいろんな所へ行ってたので、それが自分の舌を磨けたというか(笑)そういう意味では勉強になったんでしょうね。

中西:じゃあ、ほんとに海外に住むっていうことには抵抗はなかったわけですよね?

アロハ・オノ:不思議とあまりなかったです。
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:「海外で働く」っていうのは、結構昔からちょっと考えてたりはしてたんですか?

アロハ・オノ:それも特に予定にはなかったです(笑)
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:もう流れで(笑)

アロハ・オノ:流れです。

「カンボジア」での飲食ビジネスってどう?

中西:来たんですか? それもきっかけとか、いろんな出会いがあって、出来事があったりして、ほんとに今にいたっているっていう。今カンボジアに来られてるじゃないですか。カンボジアに来る前に思ってたことと、来たあとで、来てみたら実際こんなふうに違ったとか、来てみたらこういうところがよかったとかいうのは、具体的にありますか?

アロハ・オノ:うーん。

中西:結構、想定内?

アロハ・オノ:難しいですね。

中西:あまり失敗談・・・失敗って雇用の部分では難しいところがあったと思うんですけれども、それ以外で何かこういうことを何かすごい失敗しちゃったとか、何かあったりします?

アロハ・オノ:うーん。正直もうちょっと早く軌道に乗ると思ってました(笑)
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:売上げとか?

アロハ・オノ:売上げとかですね。こっちって意外と原価が高いんですよ。想定してたよりも、わりと輸入物を使っちゃってるものが多いからというのもあるんですけど・・・
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:お肉の値段とか、野菜の値段とか、その食材原価が思ったより高かったっていうことですか?

アロハ・オノ:食材の原価が思ったより日本にいたときとそんなに変わらないんですね。だけど結局販売単価っていうものは、落とさなきゃいけないので、なので、利益率は圧倒的に日本に比べたら低いですし、お客様の数も日本に比べたら少ないですし。
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:日本でも飲食店の利益率って結構低いですよねえ。

アロハ・オノ:低いですけど、その分やっぱり、正直日本でお店できてたときって立地がだいぶよかったので、数で稼げてたんですね。こっちはやっぱり待つしかないというか、もうキャッチに行くわけにもいかないですし(笑)
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:こっちで飲食店のビジネスをやるメリットっというのは、やっぱり人件費がちょっと安いっていうところぐらいになってくるんですか?

アロハ・オノ:そうですね。人件費・・・光熱費も、あとこっちはすごい高いんですよ。
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:光熱費はほかの東南アジアの国に比べても高いですよね、ここはね。

アロハ・オノ:なので、変動経費が圧倒的に高くつくので、もう固定費を下げる。家賃を安くして、人件費を下げなきゃいけないんですけど、これも10人も抱えてるんでちょっとね。(笑)
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:今は例えばこういう夜はプレート料理みたいなのになるんですかね。

アロハ・オノ:はい。

中西:大体7ドルとかそこら辺の・・・

アロハ・オノ:あっ、もうちょっと安いです。あと夜は一品のおつまみメニューとかも多いので、ご飯に来る人半分、飲みに来る方半分とか・・・

中西:それってどれぐらいの客単価ぐらいになるんですか?

アロハ・オノ:客単価は・・・8ドルとか(笑)

中西:それぐらいで原価が結構思っているより高くて・・・

アロハ・オノ:高いんです。(笑)

中西:ね? それでプノンペンの今のこういう流れからすると、これから多分人件費だとかいろんな物価が・・・

アロハ・オノ:上がりますね。

中西:物価も上がっていくという感じですよね。

アロハ・オノ:はい。恐ろしいですね!
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像

これからさらに続く「物価高騰」に対しての対策は?

中西:そこに対して策を練っているとかあるんですか、何か?

アロハ・オノ:正直ちょっと多方面に飲食以外のことにも今目を向けてやっていきたいなっていうのが・・・そこが、そうですね。 こっちに来て変わったいい点で、やっぱりこっちに来るときって、視察に来た段階で、別に飲食店以外でも、何かほかのことでもっていうのは、頭の片隅にはあったのですけど、ほかのアイデアがやっぱりカンボジアのことを知り切れてなかったので、全く浮かんでなかったんですけど、1年半過ごしている間に「あ、これはこうしたら製品になるんじゃないか」とか、そういったものが、この1年半の間でだんだん見えてきたので、今ちょっとそういう自分・・・うちのオリジナルなものを何か作って、これからちょっとそういう製造じゃないですけど、販売っていうかたちで飲食店だけじゃなくって・・・
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:物販っていったほうがいいですよね。

アロハ・オノ:物販をやっていこうかなって例えば・・・

中西:柱をちょっと増やすっていう感じでイメージでいいんですか?

アロハ・オノ:はい。

中西:で、何かこう具体的にこういう商品を作っていこうていうのはあるんですか?

アロハ・オノ:まだ内緒です!
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:まだ内緒で。(笑)けど、なんかこうアイデアはいろいろあって・・・

アロハ・オノ:そうですね。アイデアばっかり浮かんできちゃって、ちょっと困ってるんですけど。

中西:あとはここ・・・ちょっと観光客は、それほど多くないとは思うんですけれども、出張者さんの人って何か買って行ってくれそうな感じですか?

アロハ・オノ:ゴリ押しします(笑)いや、そういうのは半分冗談で半分本当なんですけど、やっぱり出張者の方でお土産を買いに行く時間っていうのはきっとないと思うので、うちのほうで、ダラに泊まっている方なんかで、うちにご飯にきたついでに、お土産探しに行く時間で、ここに売ってたら、そのまま買って帰られたら楽なんじゃないかなとか。
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:結構プノンペンに来てもお土産何を買っていくって迷いますよね、意外とね。会社の方に何か配るのに何を買っていったらいいのかとかね。

アロハ・オノ:そうですね。プノンペン発のお土産って多分まだそんなに・・・

中西:そうですよね。シェムリアップのアンコールワットのほうだと、意外と結構お土産屋さんを回ったりとかいろいろアイテムは多いですけどね。

アロハ・オノ:すごいいろいろあってびっくりしましたけど。

中西:プノンペンはあんまり聞かないですものね。じゃあ、ちょっとその辺を狙っているというか・・・

アロハ・オノ:狙ってます(笑)
「ALOHA ONO」アロハ・オノさんと中西賢一対談画像
中西:狙っているというか・・・うーん。分かりました。
つづきます ⇒ (4本目 経営者は甘えるな!その覚悟とは?今後の展開は?

■ インタビュー・撮影・編集
【海外どうでしょう】管理人:中西 賢一
■ インタビュー日:2015.02.13
Return Top