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カンボジアでわずか1ヶ月でホテル開業!若きパワフル経営者がどん底を味わい復活!【高橋尚志】(4/4)

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「マントラ アンコール ブティック ヴィラ(Mantra Angkor Boutique Villa)」高橋尚志氏アップ画像

今回のインタビューは、カンボジアのシェムリアップ、アンコールワットのすぐそばで宿泊施設『マントラ アンコール ブティック ヴィラ』を経営する高橋尚志さん(通称DJさん)。持ち前のパワフルさでホテルビジネス未経験なのにカンボジアに来てなんと1ヶ月でホテルオープン!だが、スタッフ全員解雇、半年後に過度のストレスから日本帰国とあっという間にボロボロに・・・そこからの復活と転機となったこととは?

その『マントラ アンコール ブティック ヴィラ』を経営する高橋尚志氏にたっぷりと語っていただきました!

高橋尚志(通称DJさん)氏
カンボジア・シェムリアップの宿泊施設『マントラ アンコール ブティック ヴィラ』オーナー。
日本人が経営する宿で一番アンコールワットに近いといわれている人気の宿。
名前についている「マントラ」とは、人気漫画「ワンピース」に由来し、その願いが込められています。
スピードとパワーあふれる行動力が持ち味。

今回の高橋尚志さんとの対談インタビューラインナップ!
本記事は、全4本のインタビュー動画の4本目となります。


1本目 なぜカンボジア?1ヶ月でホテルをオープンした意外な理由とは?
2本目 スタッフ全員解雇?!海外での現地スタッフ雇用の難しさとは?
3本目 現地スタッフとのコミュニケーションで心がけている大事なこととは?
4本目 どん底に落ちた自分を救った転機とは?今後の展開は?
特別動画 高橋尚志さんからあなたへのメッセージ


生の声、現地のライブ感が伝わる【動画版】はコチラ!

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「カンボジア」に来てよかった?

中西賢一(以下、中西):で、今カンボジアにいるわけですけれども、カンボジアに来てどうですか? よかったなあって思います? それともちょっと思ったのと違うなあみたいな?

高橋尚志(以下、DJ):うーん。なんか両方ですね。両方。来なかったら普通の生活、日本で美味しいものも食べれたし、車も普通に買えたし、全然苦労はしなかっただろうなと思うんですけど、こっちへ来てよかったのは、やっぱり自分で何でも決めれる。で、日本にいたときよりもすごい責任感が出た気がするんですよね。自分の仕事に対しての。それってなんかこれからすごい活きてくると思いますし、何にしても。あとは、うーん。そうですね。最初は来たばっかりのときは、アメリカ留学とかでホームシックにならなかったんですけど、ホームシックになりましたね。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:日本へ帰りたいって。(笑)

DJ:なりましたね、はい。相談相手もいないですし、私は最初日本人と全然つるんでなかったんで。

中西:あ、こっちの?

DJ:はい。やっぱりうちのシステムもあんまりさらけ出したくないようなシステムを使ってましたんで、なんか日本人とは話したくない。お客様も日本人がいないとなると、日本語が使えない。日本語が使えないと、すごいストレスになるんですよ。ご飯もチャーハンか焼きそばみたいなのしか食えない。それ以外のものは、何か香草が入っていておいしくないなあって。で、13キロぐらい痩せたんですよ。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:相当痩せましたね。

DJ:相当痩せましたね。で、なんかヤバいってなって。「俺は何でこんなに生活水準を下げてこんなつらいことをやって、日本にいたほうが全然いいでしょ」っていうふうになって、「ヤバい、帰りたい」ってなりましたね。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:ええ。それは来てどれぐらいのときに?

DJ:半年。

どん底から復活する転機となったのは?

中西:けど、そこから盛り返したっていうのは何でなんですか、それが・・・

DJ:日本に帰ったんですよ、そのときに。

中西:一旦?

DJ:一旦帰りました。

中西:ここを一旦クローズして?

DJ:クローズじゃないですね。人に任せて、人にっていうか、そのとき雇ったマネージャーに任せて。2週間から3週間日本に1回戻りました。というのも、ローシーズンっていうか、雨の時期っていうのもあったんで、戻ったんです。 そこで、やっぱり日本語を話せる嬉しさというか。あとは、なぜかわからないですけど、何もすごいことをやってないけど、周りの人は、結構「頑張ってるね」って、「すごいじゃん」ってなってくれるんですよ。 そこで僕は、自分のつらいことも何もなんか逆にそれを言われちゃうと、言ってる自分が恥ずかしいなっていうふうになってきて「そうか」っていうので、「俺はこういうふうに今見られてるんだな」っていうので、なんか、だんだん「あ、そうか。俺はこのために行ってるんだ」とかなんか、「俺がそういうことをやっているから、元気をもらっている」っていう人も中にはいたんですよ。 「俺ができないことをやっているから、なんか頼もしい」っていうわけではないですけど。で、こっちに帰ってきて「そうだ、俺はこっちでせっかく立ち上げたんだし、やるしかない」って。そのためにはやっぱり日本人の助けも必要だということで、日本人のコミュニティとかに顔を出させていただくようになって、やっぱりそうなると同じ環境で仕事をされている方って、同じ悩みがあったりするんですよ。 で、すごくなんか分かりあえるっていうか、すごい助け・・・支えになってくれてまして、それでなんかやっぱり「やっていこう」っていうふうになりましたね。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:はーん。じゃあ、そこがちょっと転機というか・・・

DJ:そうですね。今から思えば。だって、日本に帰って日本の友だちにカンボジアの相談をしたところでわからないんですよ。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:わからないですよね。(笑)

DJ:「こうなんだ、こうなんだ」って言っても、「ああ、そうなんだ」ですけど、こっちだと、「こうなんですよ」「だよねー」ってこうなんか、それが、すごいなんか自分には「ああ、よかった」って。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:同じだっていう感じで。(笑)

DJ:そう、そう。そうなんですよ。それがすごく・・・

中西:うーん。きっと今は結構頻繁にこっちの日本人の方とも情報交換をしたりだったりとか?

DJ:そうですね。はい。してもらってます。

中西:そこからやっぱりストレスが減ったっていう感じですか?

DJ:かなり、はい。かなり助けられてます。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:うーん。なるほどね。うーん。いい感じでねえ。ちょっと安定してきたっていう感じですか?

DJ:心の中では。はい。数字の面ではどうか分からないですけどね。

悪魔の「ローシーズン」対策は?

中西:数字の面では結構ここ、カンボジアのシェムリアップって、ハイシーズンとローシーズンの差が激しいって、やっぱり大きいですか?

DJ:大きいですね。去年のローシーズンなんて、ほんとに一番悪いときで、1組しかいなかったですね。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:この20何部屋で?

DJ:21部屋で。

中西:ローシーズンって何月から何月がローシーズンって・・・

DJ:一般的には4月の半ばから11月、10月末ぐらいからですね。

中西:半年間。

DJ:半年ぐらいですかね。

中西:そこがもうローシーズン。結構長いですよね。ローシーズンが。

DJ:そうですよね。はい。

中西:うーん。ハイシーズンで稼いで、稼いだ分をローシーズンでこう、プラスマイナスそうやって調整するみたいな・・・

DJ:そうなんですよ。だから、やっている意味ないだろってなるんですけど。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:そこ、耐えどきですよね。けど、ホテル。こういうところって値段はじゃあ・・・あれ? ローシーズンとハイシーズンって値段は変えたりしてるんですか?

DJ:若干違います。はい。若干。30%ぐらい落ちますね。はい。

中西:おー。けど、ローシーズン対策って、結構、皆さん、いろいろ考えてらっしゃいますけどね。

DJ:そうですね。

中西:人自体がごっそり減ってしまったらどうしようもないですよねえ、ちょっとねえ。

DJ:そうですね。でも中でもやっぱりローシーズンもハイシーズンも関係なしの場所があるんです。やっぱり、ホテルで。常に80%以上埋まっている。どの期間でも。それは何が違うのかっていうのは、やっぱり、私の課題でもあります。そこを今度のローシーズンにやっていかないといけないので。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:もうちょっとでローシーズンが始まりますけど。(笑)

DJ:そうです。おっかないです。

これからの展開は?

中西:へー。分かりました。じゃあ、DJさんの今後の展開っていうのをちょっと聞きたいんですけれども、今後はどういうかたちでちょっとビジネスだったりだとか、自分の生き方を展開していこうかなと思っていらっしゃいますか?

DJ:カンボジアでは、まず1つ、このマントラ1号店っていうんですか。マントラの最初を基盤でちゃんとできるようになってきたら、もう1個シェムリアップに作ってみたいなっていうのがあるんですよ。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:同じ、また2号店を。はい。

DJ:はい。今だったら地理感覚もありますんで、どの辺がいいかなっていうのも分かるし、ゆっくり探せるかなって。で、やっぱりのちのちは、アメリカに韓国の友だちと。韓国の友だちのほうは、韓国の友だちで、自分で今カフェをやっているんですよ。

中西:韓国で?

DJ:韓国でやっているので、のちのちは2人で、どっちももう経営というものを知っている中で2人で共同でやっていこうっていう。考えている。だから、カンボジアのあとはもうアメリカで。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:アメリカで。

DJ:行きたいすね。ただ、今ちょうど話に出てるのが、父親が一代で築き上げた小さな工務店があるんですけど、父親はそろそろいい年なので、後継ぎ・・・兄弟4人いるんですけど、誰がやるのかっていう話にもいろいろ出てきてまして、その辺も兄弟で今話しているんですけど。

中西:兄弟のほかの方も皆経営者なんですか? 経営者っていうか・・・

DJ:いえ、私だけですね。一応経営というかたちでやっているのは。あとはそれぞれどこかに所属してやってます。

中西:じゃあ、もしかしたら、そっちの日本に帰って、おとうさんのお仕事を継ぐかもしれない・・・

DJ:継いでもここは潰さないですね。
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像
中西:ここはもう?

DJ:ここはもう自分の何か原点なんで潰さないっていうか残したいですね。

中西:誰かに任すとか?

DJ:そうですね。それが一番理想ですね。

中西:そうですね。今は、ほんとに1人で24時間ここで、こう目を見張ってなくちゃいけないっていうところから、これから誰かに任せてだったりとか・・・

DJ:それができたら・・・

中西:今はそういう右腕的なスタッフの方って育って来てたり・・・

DJ:辞めちゃったんですよ。それが辞めちゃって、っていうのは、国の銀行、日本でいうところの日銀ですね。に内定を頂いて、やっぱりそっちのほうが見栄えもいいですし、そこでやっていくにつれて、こういう国だと権力を持てる。
 やっぱりそれでね。でも、かなりいいスタッフだったんですよ。かなりいい。僕が何もしなくても、彼が全部回してくれるっていう感じの方だったんですけど、年末にちょっと辞めちゃいまして、今はちょっと新たなのを育ててるっていう感じですね。

中西:うーん。痛いところですけど、仕方ないという感じですか。分かりました。じゃあ、ほんとにとても今後の楽しみなDJさん。ゲストハウスビジネスって、ほんとにこう客商売で難しいとは思うんですけれども、是非是非2号店。

DJ:はい。そうですね。

中西:あと、ここがほんとにもう、活気あふれる場になることを僕も期待しています。どうも今日はありがとうございました!

DJ:ありがとうございました!
「マントラ・アンコール・ブティック・ヴィラ」高橋尚志氏と中西賢一対談画像

高橋尚志さんからあなたへのメッセージ動画

DJさんからあなたへのメッセージ!

「海外で働いてみたい!」「カンボジアでビジネスや起業をしてみたい!」というあなたに、DJさんから熱いメッセージをいただきました!
他では聞けない生のメッセージ動画です。

DJさんのこのメッセージをテキストでしっかりと読んで感じたいかたは下記へ!
DJさんからあなたへのメッセージ!書き起こし

「マントラ アンコール ブティック ヴィラ(Mantra Angkor Boutique Villa)」の紹介♪

DJさんとスタッフの皆さんから、「マントラ アンコール ブティック ヴィラ(Mantra Angkor Boutique Villa)」の紹介をしていただきました!

DJさんからあなたへ!
アンコールワット観光に来るのなら
『マントラ アンコール ブティック ヴィラ』!
ウリはココ!

↓        ↓        ↓

「マントラ アンコール ブティック ヴィラ」の詳細

名称 マントラ アンコール ブティック ヴィラ(Mantra Angkor Boutique Villa)
住所 Trapeang Seh, Kouk Chak, Krong Siem Reab, Siem Reap SIEM REAP CAMBODIA
電話 (+855)89620016
公式HP http://mantra.jpn.com/
ブログ http://www.siemreap-guesthouse.jpn.com/
フェイスブック https://www.facebook.com/mantra.angkor.boutique.villa?pnref=lhc
地図
■ インタビュー・撮影・編集
【海外どうでしょう】管理人:中西 賢一
■ インタビュー日:2015.02.19
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